新撰組ゆかりの地~京都名所歴史巡り、歴史観光~生い立ちや歴史、史跡・聖地の紹介

京都名所歴史巡り~新撰組ゆかりの地~パート2

京都に住むのが夢でした。

埼玉在住でしたが連休があれば1泊2日でも高速バスに飛び乗って京都へ行ったりしていました。
いつか京都に住んでみたいという夢をようやく叶えて夢の京都ライフをただいま満喫しております。

京都の魅力。
文化や歴史や神社仏閣に食べ物などいろいろ魅力はあると思います。
その中でも一番魅力を感じるのが「史跡巡り」ということになります。

前回は京都駅から西本願寺へ向かい壬生あたりの新選組の聖地を巡る歩き方を紹介しました。

まさに彼らが活躍したその場所が壬生周辺なのですが調べるとあちこちにまだまだ史跡は沢山あります。

まずはなぜ彼らが江戸から京へやってきたのか?なぜ京に移り住み歴史に残る活躍が出来たのか?
そのあたりを簡単に解説しながら史跡を絡めてお伝えしてみたいと思います。

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ちなみに新選組の歴史を改めて最初から勉強してみたい。
自分はある程度知っているけど友人にも魅力をちゃんと伝えたい。
薄桜鬼などのアニメ好きをちゃんとした歴史好きにしたい、なりたい。
などの思いはあるけれど、なかなかどこから手をつけていいのか分からない。
どこからすすめたり、どこから話をして魅力を伝えたらいいのか分からない。

そういった事でもし悩んでいたりするのならまず前回も紹介した【八木邸】に行く!もしくは連れて行く!のが正解です。

彼らが実際にそこにいた、という歴史的価値はもちろんですが歴史に詳しい語りべが約30分ごとに交代制で新選組の生い立ちから激動の時代をいかに切り抜け、どう散っていったのか、などを熱く語ってくれるのですが、これがとにかく面白いです。交代で数人のおじい様、おばあ様が語ってくれ、同じ話でも語り口や視点や話の構成などが若干違ってくるのでいろいろな方の話を聞き比べるのがおすすめです。

尊皇攘夷、将軍の警護、清河八郎、芹沢鴨、近藤勇、土方歳三、沖田総司と昭和の紙芝居か叩き売りでも聞いているかのような痛快な話に夢中になれます。

入場料が1000円くらいかかるのですが退場は自由なので私はいつも3回くらい話を聞かせて貰ってます。
さらに入場料にはおいしい抹茶とお茶うけも付いてくるので退場後にまったりとお茶を飲みながら、まさにその場で彼らの息吹を感じながら新選組トークに花を咲かせることも出来ます。

時間がない、あちこち行けない、という方はまず最初に【八木邸】に行く!というのがおすすめです。
京都に着いたらまずは八木邸に行ってみましょう。
そこで新選組の話を聞いているうちに行ってみたくなった史跡などに行くというのもありだと思います。

それでは新選組の生い立ちや歴史などに触れつつ史跡・聖地の紹介に戻ります。

まず舞台は京都ではなく江戸です。

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今の新宿区にあった【試衛館】という天然理心流の剣術道場に集う面々が近藤勇という道場主に惹かれ将軍・徳川家茂の上洛の警護という名目で京都にやってくるところから話は始まります。

この【試衛館】跡も史跡になっていて、都営大江戸線の牛込柳町駅から歩いて行けます。

そして新選組について語るならまず清河八郎という男について知る必要があります。

新選組の前身である浪士組を結成し200名あまりの浪士たちを江戸から京都に率いて来た男が清河八郎です。

庄内藩の郷士で文武両道の天才と言われる清河は倒幕の思想を持ちながらも幕府に近づき将軍が上洛するタイミングに合わせ、将軍警護と乱れた京都の治安維持の名目で江戸で浪士を募ることを提案し幕府に採用されます。

幕府側の人間であると装いながら中山道を通り浪士たちを京都に連れてきたかと思いきや京で本性を現します。
率いてきた200名の浪士を【新徳寺】に集め、尊王攘夷の建白書を御所に提出すると宣言したのです。

幕府のために働くと思ってついてきた浪士たちに将軍ではなく天皇のために働けというのです。
浪士たちは動転しますが清河の巧みな演説によりほとんど全ての者が清河に同調したそうです。

しかしそれに意を唱えたのが近藤勇率いる試衛館メンバー9人と芹沢鴨率いる水戸浪士5人だったというわけです。

清河たち浪士200名あまりは幕府の反感を買いそのまますぐに江戸に帰らされてしまいましたが、近藤と芹沢の二組は江戸に帰らず当初の目的である将軍警護と京の治安維持のために残ることにしました。

この二組が【八木邸】と【前川邸】に居座り壬生浪士組と名乗り、後の新選組となるわけです。

江戸からのこのこ出て来たどこの馬の骨とも分からない田舎浪士が正式に武士になれる確率はゼロに近いし、仕事もありません。

そこで京都の警護を任されていた会津藩に後ろ盾になってもらおうと直談判をしに芹沢と近藤が向かいます。
会津藩主・松平容保に認められ会津藩お預かりとの後ろ盾を得ることになります。

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その場所こそ新選組発祥の地と言われる聖地【金戒光明寺】です。

会津藩が陣を置き松平容保公が後に近藤に【新選組】と名乗るよう提案した場所です。
まさにこの地から【新選組】という名が世に出たわけです。

近藤も事あるごとに金戒光明寺で容保公と謁見し、容保公の御前で沖田総司らが剣術の試合を行うなど新選組を語るには避けて通れない場所でもあるのでぜひ行ってみて欲しいです。
京都駅や烏丸駅からバスで行けます。岡崎道というバス停に着いたら歩いて行けます。

まだ結成したばかりで無名の浪士組だった新選組の面々は大した活躍も出来ずにくすぶっていました。

そんな時、過激思想の浪士たちが幕府が立てた制札を引き抜くという事件が発生しました。

これは幕府や将軍に泥を塗るような不逞な行為で京の治安を守る役目を幕府から任されている会津藩としては見過ごせない事件です。そこでまだ無名だった浪士組に白羽の矢が立てられ警備にあたりました。

この事件により無事に治安を維持したとして浪士組は会津藩の信頼を得ることに成功します。松平容保公から京の警護を正式に任されその名が京に知られる事となりました。

鴨川にかかる【三条大橋】あたりを新選組が警備したとの記述が残っています。
この事件により会津藩の信頼を得て京の警護を正式に任され成長する事につながったようです。

余談ですがこの【三条大橋】はかの有名な池田屋事件での乱闘の際についた刀傷が橋の途中の宝珠についているので必見です。

新選組の刀傷は結構そのまま今もあちこちに残っていて普通に見ることが出来るのが嬉しいです。
この【三条大橋】の宝珠と、【八木邸】にある芹沢鴨暗殺時につけられたもの、前回紹介した【角屋】の玄関、禁門の変の時につけられた【妙蓮寺】の柱、西本願寺の柱についた刀傷は移築された【亀山本徳寺】で見る事が出来ます。

その他にも長州の浪士や岡田以蔵がつけた刀傷、龍馬が襲われた時の弾痕や刀傷などなど、調べればたくさん出てきますのでぜひ刀傷マニアの方は調べてみて下さい。

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話を新選組にもどしましょう。

壬生を中心としたエリアは最も新選組が新選組らしかった活躍の場と言えるでしょう。

京の町を所狭しと闊歩していた姿が目に浮かびます。
八木邸のあたりは民家などほとんどなく周辺は田んぼと畑ばかりで町の外れだったそうです。
そこから中心地や繁華街などに毎夜のように繰り出していたのでしょう。

会津藩の後ろ盾もあり市中警護のために命をかけて時代を駆け抜けた新選組。
8・18の政変や蛤御門の変、池田屋事件などを経て誰もが知る組織にのし上がり恐れられます。
屯所も壬生から西本願寺へと移り、不動堂村を経て伏見へと南下していきます。

最後の将軍・徳川慶喜がいわゆる大政奉還で朝廷に政権を返上し幕府による支配体制が終わります。
歴史で習った王政復古の大号令なるものが発せられ武家政治が廃止となったのです。

せっかく会津藩に取り立てられ旗本になり本物の武士になれた近藤らの喜びも泡となって消えてしまいました。
新選組は将軍の警護のため【二条城】へ入りましたが、水戸藩と対立し京を離れることになります。

一旦大阪へ行くも伏見まで引き返し、総勢150名ほどが幕府軍が陣取る伏見奉行所で伏見の警護に加わりました。

今は団地になっているその場所に【伏見奉行所跡】の石碑が立っています。

電車で行くのなら伏見桃山駅か桃山御陵前駅で降りて歩いて行けます。
この周辺には【鳥羽伏見の戦い勃発地】や【薩摩島津伏見屋敷跡】や【長州藩伏見藩邸跡】などの石碑もあります。

鳥羽伏見の戦いの際に残された弾痕が今も生々しく残っている【魚三樓】という料亭は必見です。

薩摩軍が本陣を置いた【御香宮神社】や龍馬が襲われた事でも有名な【寺田屋】も近くにあります。

少し移動して墨染駅から近藤勇も参拝したゆかりの神社【藤森神社】と近藤勇が鉄砲で狙撃された場所に石碑が立つ【近藤勇 遭難の地】にも歩いて行けます。

京都駅から南に位置する伏見エリアにもこんなに多くの史跡をめぐることが出来ますので散策してみて下さい。

ひと通りめぐって京都に戻るときは藤堂平助や伊東甲子太郎ら御陵衛士の墓がある【戒光寺】に寄るのも忘れずに。
東福寺駅から歩いて行けるのですが、ここは事前予約が必要となります。
1週間前までにスマホなどで簡単に予約が出来ますのでプランを練る時に予約もしておきましょう。

新選組は京都の伏見を離れたのち大阪へ移動して関東から東北を経て北海道へと転戦して行きます。

大阪や東京、流山や会津、北海道の函館にも聖地がありますので、機会がありましたらまた紹介させて頂きます。

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