プリンセスクルーズで行く世界の船旅・クルーズ旅行の魅力
プリンセスクルーズの魅力
1 プリンセスクルーズ概要
プリンセスクルーズは、アメリカに本社を構える船会社です。プリンセスクルーズが所有する船の中には、「ダイヤモンド・プリンセス」や「サファイア・プリンセス」のように日本で造船されたものもあるので、名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
2 主な就航地
アラスカやメキシコ、カリブ海、地中海、バルト海、オセアニア、南米、アジアなど、世界中の様々な地域で運航しています。その他には3カ月以上かけて、世界の様々な地域をクルーズするワールドクルーズも行っています。そして、2013年より「サン・プリンセス」という日本発着クルーズも開始しました。もちろん他の船でも日本国内に寄港するクルーズもあります。
3 船内の過ごし方
船内には、様々な設備があります。例えばプールやシアター、スパ、カジノなどです。プールやシアターは無料で利用できます。また、船内では様々なイベントが開催され、飽きることがありません。
例えば、ビンゴ大会や船長によるパーティー、夜には多国籍な乗客が楽しめるようなショーやマジック、ミュージカルなどが行われています。その他にも様々なイベントが日替わりで行われています。どんなイベントが行われているかは毎日キャビン(船室)に配られる船内新聞に書かれています。子供向けの年齢別プログラムもありますので、ファミリーで乗船しても楽しむことが出来ます。
また、船内では、クルーズカードがとても重要になってきます。このクルーズカードはIDカードやルームキーとしての役割を持つと共に、船内での決済手段ともなります。このクルーズカードを提示することで船内の有料サービスの決済(有料のドリンクやスパなど)に使用します。
4 船内での服装
船内の服装ですが、夜のディナー以外ではカジュアルな服装で過ごす事が出来ます。ただし、プールの前後などで、水着で船内を歩き回ることは出来ません。夜のディナーでは、毎日フォーマルウェアでなければならないということはなく、基本的には少しおしゃれなレストランで食事をするような服装で大丈夫です。ただし、フォーマルが指定されている日には、フォーマルな服装が求められます。
5 船内の食事
船内では基本的にメインレストランで食事をします。人数にもよりますが、通常は大きなテーブルに何組かが同席して食事をする形になります。この食事のメンバーは乗船から下船まで一緒です。どんな人と同じテーブルになるかはこちらでは指定できません(ただし、同じグループで申込をしてキャビンが違う場合は前もって知らせておくと同じテーブルで食事を取ることが出来ます)。同じテーブルで食事をすることになるのも何かの縁ですから、交流を深めるのもいいですね。
メインレストランでは日替わりのフルコースを堪能できます。前菜からデザートまでそれぞれ複数の選択肢があるので、毎日飽きることはありません。毎日フルコースのディナーは重たいと思う人には、ビッフェスタイルのレストランもあります。
また、それ以外にもスペシャリティレストランという通常のクルーズ代金とは別料金ですが、違ったレストランもあります。ワインなどのアルコール類はレストラン、バー共にクルーズ代金とは別料金となります。
日本発着クルーズの場合には日本食も提供していますので、和食が恋しくなった場合も安心です。日本発着クルーズ以外では、時々ビッフェスタイルのレストランのメニューの一部として和食のメニューが提供されることもあります(必ずしも提供されるわけではありません)。
更にプリンセスクルーズでは、メイン・ダイニングにて、世界的に活躍中しているシェフで、アメリカ版料理の鉄人「アイアン・シェフ アメリカ」にも出演していたカーティス・ストーン氏によるオリジナルメニューを味わうことが出来ます。
さらにルームサービスもあります。ルームサービスについては通常メニューを頼んだ場合はクルーズ代金には含まれていますが、別途チップが必要です。
6 寄港地
寄港地では、様々なショアエクスカーション(現地観光)が用意されています。ショアエクスカーションに参加しなくても自分達で寄港地を観光して回ることも可能です。多くの寄港地では港から市内までのシャトルバスが用意されています(有料の場合もあります)。
また、寄港地によっては大きな船が着岸できない港もあります。そのような港の場合はテンダーボートに乗り換えます。そのため、悪天候でテンダーボートに乗り換えることができない場合などの理由により、寄港中止になることも。
寄港地では必ず下船しなくてはいけないということもありません。船内でのんびりと過ごす事も出来ます。寄港地に停泊している最中でもレストランをはじめとする施設を利用できますが、カジノや売店など一部停泊中には利用できないサービスもあります。
7 日本語対応
日本発着クルーズについては、日本語に対応しているため、言葉に関しては全く心配いりません。主要施設には日本語で対応できるスタッフが常駐し、船内新聞も日本語に翻訳されたものがキャビンに届けられます。メニューについては、どのクルーズでも日本語のメニューがありますので、安心してメニューを選ぶことが出来ます。もし、テーブルに日本語メニューが用意されていない場合には、サービススタッフに「ジャパニーズメニュー」と伝えれば、持ってきてくれます。
海外クルーズに関しては、日本人に人気のクルーズには、日本人のコーディネーターが乗船します。日本人のコーディネーターが乗船するクルーズは、プリンセスクルーズのホームページにあるクルーズ検索から「海外クルーズ」「日本語サービスあり」の条件で検索すると一覧が表示されます。その他にも日本語でのサービス対応が可能なインターナショナルホストが乗船するクルーズもあります。
8 医療
プリンセスクルーズには、メディカルセンターがあり医療スタッフが常勤しています。もし、体調が悪くなったらメディカルセンターかフロントに連絡すれば対応してくれます。日本発着クルーズでは、日本語で大丈夫です。日本人のコーディネーターがいるクルーズでもお手伝いをしてくれます。診察や薬については有料となります。日本の健康保険は利用できませんが、場合によっては海外旅行傷害保険が適用できることもあります。持病がある人は英語の診断書を持参することをお薦めします。
なお、バンソウコウや痛み止め、酔い止めの薬は海外のものではありますが、売店で販売しています。
また、船内はバリアフリー化されており、身体の不自由な人でも安心です。どの船にも車椅子に対応したキャビンもあります。
9 記念日など
プリンセスクルーズでは、様々な記念日に対応しています。結婚式・ハネムーンから誕生日まで、前もって伝えておくと何かしらの特別なサービス(ダイニングでのデザートプレゼントなど)が受けられます。その他特別な写真やフラワーアレンジメントといったサービスもありますので、思い出に残る記念日を楽しむことが出来るでしょう。
10 その他
プリンセスクルーズでは乗船中に次回のクルーズの予約を申し込みすると、次回のクルーズの時に船内で使用できるオンボードクレジットが特典としてプレゼントされます。
オンボードクレジットとは、その船の中で使える金券のようなものです。このオンボードクレジットは、船内での有料のドリンク(アルコールなど)やスパ、売店での買い物などに使用することが出来ます。
具体的にどのクルーズにするかは決めていないけれども、またリピートしたいと考えている人にもオンボードクレジットの権利が2年間有効になるオープン予約システムもあります。この特典を利用したい場合には、予約金として10000円(海外クルーズの場合は100ドル)を入金する必要があります。この予約金は、次回のクルーズの旅行代金に充当されます。
日本で造られた船もある、プリンセスクルーズは日本人向けのサービスも充実しています。外国語が苦手な人も安心して、クルーズを楽しむことが出来ます。プリンセスクルーズに乗船したら、思い出に残る船旅を楽しむことが出来るでしょう。