オーシャニアクルーズで行く世界の船旅・クルーズ旅行の魅力
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オーシャニアクルーズの魅力
オーシャニアクルーズは約3万トンのRクラスの客船4船と6万6千トンの客船2船を所有するクルーズ会社です。ヨーロッパをはじめアジアやオセアニア、南米など幅広い地域で航海を行っています。
中型船であるため、大型船が入港できない小さな港や海沿いの村を訪問することもあります。タキシードやドレスが不要な「毎日がカジュアル」というドレスコードや制約のないオープンシーティング、その日の気分で自由に選べるレストランなど高級客船にもかかわらず、カジュアルな雰囲気を取り入れたサービスは、世界中のクルーズ愛好家からも人気があります。
1 オーシャニアクルーズで料金に含まれるもの
オーシャニアクルーズでは、クルーズ料金の中に様々なものが含まれています。通常のクルーズでも3食の食事代が料金に含まれていますが、オーシャニアクルーズでは、メインレストラン以外の特別レストランでも料金はかかりません(ワインバーは除く)。その他、クルーズ会社によっては有料となるソフトドリンクについても無料となっています。更にアルコールを除くルームサービスのメニューも24時間無料です。
その他にはサウナやジム、ショーもクルーズ代金に含まれています。そして、オーシャニアクルーズの最大の特徴はポートチャージ(港湾使用料)や政府関連諸税もクルーズ料金に含まれていることです。通常のクルーズでは、別途支払うのが一般的となっています。
2 こだわりの料理
オーシャニアクルーズでは4つのダイニングがあります。メニューはフランスの元大統領、ド・ゴール氏のプライベートシェフもつとめたジャック・ペパン氏によって監修されたものです。
基本となるダイニングは日替わりメニューの「グランド・ダイニング」とバイキング形式の「テラス・カフェ」、そして、特別レストランとして、イタリア料理の「トスカーナ」とラルフローレンのデザインによるステーキ&シーフードの「ポロ・グリル」。これらはすべて追加料金がいっさいかかりません。
「テラス・カフェ」ではディナーの時間帯には寿司や刺身も提供されます。その他に特別レストランとして、本格的なフレンチレストランの「ジャック」とアジアンダイニングの「レッド・ジンジャー」があります。
「ジャック」は、元仏大統領専属シェフ、ジャック・ペパン氏がマスターシェフをつとめる海上で初めてのフレンチ・ダイニングで、高級アンティークなどで飾られ、パリの雰囲気をだしています。
「レッド・ジンジャー」は、クルーズ業界初となる日本・タイ・ベトナム3カ国の味を現代風に取り入れた本格アジアン・ダイニングで、日本酒も数多く取りそろえています。
レストランは全て自由席で好きな時間帯に好きな席で食事をすることが出来ます。飲み物については、ソフトドリンク、ミネラルウォーター、カプチーノ、エスプレッソ、お茶、ジュースが料金に含まれていますので、24時間好きなときにいつでも飲み放題です。
3 高級客船なのに、お得なサービスがあります
オーシャニアクルーズでは、ショアエクスカーション(市内観光)が他のクルーズ会社と比較して手頃な価格となっています。航海日の240日前から72時間前に予約すると最大で1人につき40パーセントオフとなります。
また、ドリンク&ワインパッケージを利用するとお得です。ドリンクパッケージを申し込むと、マリーナ号およびリビエラ号にある船内レストラン「ラ・レゼルブ」での限定ワインペアリング付きディナーが20%割引となります。さらに、ドリンクパッケージには、「プレステージ セレクト 」という、どこでも、高級スピリッツやシャンパン、ワイン、ビールが飲み放題で料金は1人につき一日あたり$59.95からといったものや「House Select+ 」とうランチとディナーにシャンパン、ワイン、ビールが飲み放題で料金は1人につき一日あたり$39.95からのプラン、「Wine by the Bottle++」という全てのボトルが47.50ドル(チップ込み)のプランなどがあります。
さらに、Wi-Fiもクルーズ料金に含まれていて、すべてのスイート、ステートルーム、パブリックルーム、屋外デッキをはじめ、船内のあらゆるエリアでインターネットにアクセス可能です。ただし、このWi-Fiについては、ステートルーム1室あたり1つのログイン情報が割り当てられ、1度に接続できるデバイスは1台のみとなります。追加のログインおよびアップグレードパッケージを希望する場合には、乗船後に追加料金を支払うことでアクセスが可能となります。
4 船内での楽しみ
船内では、様々なショーやイベント、講演会が無料で開催されます。ショーは船毎に異なっており、日替わりでオーケストラやジャズなど、違ったものが行われます。
カジノはポイント制になっていて、リールスロット、ビデオスロット、ビデオポーカーやテーブルゲームでプレイする度にポイントが貯まっていきます。貯まったポイントはカジノでのプレイ代金やドリンク代金として利用することが出来ます。部屋のルームチャージに請求するようにすることで、キャッシュレスでカジノを利用できます。カジノの初心者のために、無料のレッスンもあります。
また、船の中でも身体を動かしたい人向けには、ゴルフ練習場と18ホールまでのパッティンググリーンやフィットネスセンターがあります。フィットネスセンターには、心拍数モニターとスクリーン付きのトレッドミルなどの最新のエクササイズ機器、筋力トレーニングマシン、フリーウェイトなどが揃っています。
その他、船内には、ヨガ、ピラティス、屋内サイクリングなどの無料のフィットネスクラスがあります。フィットネスクラスは、20以上のプログラムが用意されていて、デッキ上での日の出を浴びながらのサンライズ ストレッチ&リラックスまたはサンライズ ヨガ、屋内サイクリング、ブートキャンプや全身筋力トレーニング、コアコンディショニングといったより総合的なプログラムなど、インストラクターがクラスを通じて、コツやヒント、アドバイスを交えながら指導してくれます。
5 体調が悪くなった場合
オーシャニアクルーズには様々な国籍の医療スタッフが乗船しています。
医療サービスの提供には、通例の緊急治療室利用料および各種料金が必要となり、金額は船の医療スタッフが提供したサービスに基づいたものです。
オーシャニア クルーズは、世界各地の緊急治療室・病院と連携しており、船上の医師はこれらの病院に患者を照会して必要な治療が受けられるよう手配します。
6 チップについて
オーシャニアクルーズでは、チップについて、ステートルームに滞在の場合には、1名につき1日16.00ドル、部屋のカテゴリーが、ペントハウス、オーシャニア、ビスタ、またはオーナーズ スイートの場合には、1名につき1日23.00ドルのチップが加算されます。さらに、有料の飲み物の購入、スパサービス、ラ レゼルブでのディナーには自動的に18%のサービスチップが加算されます。チップの金額は増やすことも可能です。
7 日本語対応について
オーシャニアクルーズでは、一部のコースのみ日本人スタッフが乗船しています。乗船していないクルーズでは、船内新聞は英語ですが、レストランのメニューについては全て日本語に翻訳されたものが用意されています。英語が得意ではなくても、スタッフの多くは英語が母国語ではないので、片言の英語でも意思疎通は可能です。
日本人スタッフが乗船しているクルーズでは、日本人スタッフによる「スタッフによる寄港地散策」を無料で実施しています。この散策には何の制約もなく、事前に申込みも不要です。
当日、決まった時間に集合場所に行くだけです。
こちらの散策では、通常のツアーと違い、スタートから終了までずっと集団行動で移動しなくても大丈夫です。例えば、途中でツアー参加をやめて、自分の興味がある場所をもっとじっくり見学したい、買い物をしたいときに、個人行動に変更することが出来る自由度の高さが魅力です。
オーシャニアクルーズのおすすめ
オーシャニアクルーズは、タキシードやドレスが不要なドレスコードのないクルーズですが、子連れの客は少なく、落ち着いた雰囲気です。大型船と比較して中型船ならではの寄港地やこだわりの料理が特徴です。自由さと落ち着いた雰囲気の両方を兼ね備えたオーシャニアクルーズは、少し長めのクルーズで自分のペースで過ごしたい人にお勧めです。
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