2万円~3万円で行ける旅行~格安国内旅行
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予算2万円~3万円で行ける国内旅行
旅行に行くといつも違う非日常が味わえます。特に行ったことない場所に行くのはワクワクします。
だけど旅行に行くにはお金がかかるので、できるだけ安く旅行したい!と思うと思います。
旅行でお金がかかるのは主に交通費と宿泊費になりますので、交通費と宿泊費を抑えられれば相当安く旅行できます。
ここでは旅行に行きたいけれど、できるだけ格安で旅行したい人向けに交通費+宿泊費のみで2万円~3万円の予算でお得に国内旅行する方法ご紹介します。
●3万円で行ける日帰りプチ旅行
日帰り旅行だと宿泊費もかからず、移動の交通費だけですみますので安く旅行することができます。とはいえ移動時間に時間をかけ過ぎてしまうと旅先の滞在時間が短くなってしまいます。日帰りでも満足させるためにはまず朝イチで出発して夜遅くに帰ってくるつもりで予定を立てましょう。
また移動時間は1時間半〜2時間半以内で収まる範囲が予算的にも時間的にもおススメです。
東京出発で新幹線を使って移動する場合、東へは仙台、西へは大阪あたりくらいまでが往復3万円の予算で行ける範囲になります。大阪出発で新幹線を使って移動する場合ですと東へは東京、西へは広島あたりでしょうか。
一日しか予定が合わない友達と弾丸旅行、というのも楽しいかと思います。
●3万円で行ける宿泊を伴う旅行
宿泊を伴う旅行ですと交通費+宿泊費がかかります。
安く旅行に行くには交通費と宿泊費をいかに安く済ませるかにかかっています。
交通手段については次の方法を上手く活用しましょう。
交通費を安くする方法
・LCC航空券を利用する
LCCとはローコストキャリアといってサービスなどの効率化を図り飛行機の運賃を低価格にした格安航空会社のことで、国内線はジェットスター、ピーチ、バニラエア、春秋航空日本などがあります。
LCCは機内食がなく有料だったり、預入荷物の重量規制が厳しかったり、事前に席が決められなかったりと通常の航空会社と比べると規制が厳しめですが国内線で1~2時間程度飛行機に乗るだけであればそこまで負担にならないかと思います。
LCCはよくセールもやっていて、タイミングが合えば片道数千円で航空券が買えたりしますので、飛行機を使って遠方に行きたい方は是非活用してみてください。
但しLCCの国内線は路線が限定されています。首都圏では羽田空港にLCCの発着便はなく、全て成田空港になります。関西でも伊丹空港にLCCの発着便はなく、神戸空港または関西空港まで行く必要がありますのでご注意下さい。
都市圏では少し不便な場所にあるのがLCCというイメージですが、安く旅行するにはある程度融通を利かせていかなければいけません。
一泊二日程度であれば荷物もそこまで多くならないかと思いますので最低限の荷物を持ってこのLCCを利用する、というのはおススメです。
但し、LCCは預入荷物の重量規制がかなり厳しいです。チェックインカウンターで重量を計られたりします。
旅行先でお土産を沢山買いたい方は持っていく荷物を極力少なくするようにしましょう。移動に楽なスーツケースは意外と重量があるのでリュックやボストンバッグで行く方が良いと思います。
なお預入荷物は、預けたり受け取ったりに時間がかかり時間を無駄にしてしまいますので、機内に持ち込める量の荷物にまとめるようにしましょう。また、お土産を入いれるスペースがない!とならないように大きめのエコバッグを畳んで持っておくと安心です。
時間に余裕がある時は良いのですが、出来るだけ空港で無駄な時間を使いたくない方はぜひ試してみてください。
・ANAやJALの早期購入割引を利用する
正規料金で行こうとすると当たり前ですが予算オーバーをしてしまうANAやJALですが、早期購入割引を活用すると意外と安く行ける時があります。
早期購入割引はANAだと「特割」という名称で販売していて、3日前〜75日前までに予約することで普通運賃より格安で予約・購入することができます。特にお得なのは「特割75」で75日以上前に予約すると片道1万円以下で航空券が購入できることもあります。
JALの場合だと少しややこしくて「先特」と「特便割引」というのがあります。どちらもお得に航空券を購入することができるのですが、より航空券が安く買えるのは「先特」の「ウルトラ先特」になります。こちらは先程のANAと同様75日以上前に予約すると片道1万円以下で航空券が購入できることもあります。
3ヶ月前から旅行を計画している場合はこの早期割引を活用すれば安く旅行に行くことができます。
この値段で行けるの?という金額設定もあり、通常料金で飛行機を予約するのがバカバカしくなってしまうことも…!
特に金額が安くなっているのは平日または昼間の便だったりします。安い時にあわせて旅行の計画を立てなければいけませんが組み合わせ次第でとても安く飛行機に乗ることができます。
・新幹線を活用する
予算3万円でプランを考えるとどうしても新幹線を利用するプランは避けがちになってしまいます。
理由としては新幹線を早く予約したから安くなった!とかがあまり無いからです。多少安くなることはありますが割引率を考えるとそこまで安くなってはおらず、交通費に想定以上の金額がかかってしまいがちです。
その中でどう安く行くか。
それはJRのサイトまたはJR系列の旅行会社でお得な新幹線きっぷを購入するです。
例えばJR東海ですと「ぷらっとこだま」がJR東海ツアーズより販売されています。JR東海ツアーズはJR東海系列の旅行会社になります。この「ぷらっとこだま」はその名の通り、こだま乗車で適用される割引ですが行く場所によって1650円〜3640円程度の割引になります。またJR東海内の売店で使用できるドリンク引換券もついてきます。
「ぷらっとこだま」はこだまにしか乗車できないので目的地まで時間がかかる、自動改札機に通すことができないので新幹線専用改札からしか入出場できない、指定した新幹線のみ有効、途中下車ができない、当日購入ができないので前日までに購入必須、キャンセルしたい場合にキャンセル料がかかる場合がある、などいくつか規制はありますが上手く使えば安く新幹線に乗車することができます。
同様に各JRごとにお得な新幹線きっぷ販売がありますのでぜひ調べてみていただければと思います。
・特急を活用する
安く旅行をする方法として特急を使って近場に旅行に行くのはいかがでしょうか。
行く場所にもよりますか、特急料金は新幹線ほど高くないので特急で1時間半〜2時間程度の場所であれば往復で1万円以内に収められることが多いです。
観光したり、温泉に入ってゆっくりしたり、フルーツ狩りをしたり、意外と近場でも充実した時間を過ごすことができます。
安く旅行に行く方法とは少し違いますが、交通費が浮いた分だけ良い旅館やホテルに泊まってゆっくりすることもできます。
・夜行バスを利用する
厳密には一泊二日旅行ではなくなりますが、とにかく交通費を浮かせたい!という方は夜行バスを利用してはいかがでしょうか。
旅行前日の夜から移動ができるということが前提条件になってしまいますが、安く旅行に行きたいという方向けです。
四列シートの夜行バスであれば片道1万円以下である程度遠くまで行くことができます。
但しバスの座席に寝るため、足が伸ばせなかったり、首や腰が痛くなったりと居心地いいものではないかもしれません。
最近は三列シートでフルフラットになり、とても寝心地がよい夜行バスもあったりします。予算に余裕があればこちらを選択するのも良いでしょう。
・バスツアーや高速バスを利用する
電車や飛行機は高いからちょっと予算オーバーかなぁ…という方にはバスでの移動はいかがでしょうか?
バスツアーといっても目的地まで連れて行ってくれ、現地では自由行動!という乗合バスみたいなものも結構あります。
例えばアウトレットや遊園地行きたいなー、と思った時にその目的地のバスツアーがあれば電車よりも格安で行くことができたりします。バスに乗ってる間は知らない人と移動することになりますが、現地に着いたら自由に動けるので集団行動が苦手な方でも十分に楽しめるかと思います。
但し、バスツアーですと帰りのバスの時間に選択の余地がないので時間的制約があります。
また、自分で計画立てて行きたい!という方は高速バスでの移動が良いかと思います。
高速バスでも色々な所に行くことができます。行きも帰りも自分でチケットを取りますので時間の融通も利かせやすいです。
バスツアー、高速バス利用とも電車で行くより安い、というメリットはありますが交通渋滞にハマるのもバスならではです。
それでも格安で旅行に行きたい場合にはバス利用はおススメです。
宿泊費を安くする方法
お得に旅行する方法として交通手段の紹介をしてきましたが、今度はお得に宿泊する方法を紹介させていただきます。
・旅行比較サイトを活用する
まずスタンダードにいくと宿泊検索サイトを利用するかと思います。
4、5社くらいの宿泊検索サイトで宿泊費を調べるとが多いと思いますが、値段自体はそれほど大きく変わらず最終的にはポイントを集めているサイトで予約することが多いと思います。
そんな中、オススメなのは旅行比較サイトを使うことです!旅行比較サイトとは多数の旅行会社を一括で検索できるサイトのことになります。
例えば「トラベルコ」や「トリバゴ」などです。
「トラベルコ」は国内・海外旅行の比較をすることができます。格安航空券、ホテル、ツアー、航空券+ホテル、日帰り旅行・ホテルプラン、夜行バス・高速バスなど色々検索することができるのでどこが一番安く行けるんだろう?と悩んだ時に一度見てみると良いでしょう。
ホテル検索でいくと「トラベルコ」は、じゃらん、一休.com、楽天トラベル、JTB、booking.comなど日本の宿泊検索サイトや旅行会社、その他宿泊先検索サイトが網羅されていて探しやすいです。
一方で「トリバゴ」はトラベルコ同様国内・海外の検索をすることはできますが、対象はホテルのみとなっています。
トリバゴでホテル検索をすると楽天トラベルは検索にヒットしますが、じゃらん、一休.com、JTBなどはあまり検索ででてこない感じがします。代わりにagodaやHotels.comなどトラベルコの検索でヒットしないサイトでの検索ができたりします。
どちらも各宿泊予約サイトの宿泊料金を比較することができるので格安でホテルを探したい場合はとても有効な検索手段になります。
また宿泊エリアを指定するとホテルのリストがあがり最安値プランがでてきますので、どの宿泊予約サイトで予約すればいいのかが分かりとても便利です。
トラベルコでまずは検索をして大体の宿泊先にあたりをつけて、次にトリバゴで値段比較をすると最安値の宿泊が見つかりやすいです。
とにかく安く泊まりたい!という方にはオススメの調べ方です。
・宿泊予約サイトの活用
先程は旅行比較サイトの活用を紹介しましたが、もう少し細かく宿泊予約サイトの活用方法も案内したいと思います。
多くの方は国内宿泊する時は楽天トラベルとじゃらんなど大手宿泊予約サイトで検索しています。ですがこれらの大手宿泊予約サイトは早割などで安く泊まれるプランはあれど宿泊料金は似たり寄ったりということがよくあります。
そこでおススメするのがagodaやHotels.comといった海外系ホテル予約サイトになります。
agodaとHotels.comが日本の宿泊予約サイト(楽天トラベルやじゃらんなど)と違うところはagodaは「本日の割引料金」、Hotels.comは「シークレットプライス」という名称で毎日ホテル料金が変動するのです。毎日チェックしているとお目当てのホテルが安く予約できたりします。
またアプリで予約すると割引があったり、クーポンコード配布もよくされていたり、更にたまに50%オフしている時もありますので、よりお得に宿泊できることがあります。
旅行まで日がある時は宿泊予約サイトを頻繁にみて安いタイミングで予約してみてはいかがでしょうか。
ちなみにこのagodaとHotels.comの2社に関してはキャンセル不可プランを選択すると更に格安でホテル予約することができる時があります。安く行くのであればキャンセル不可プランがおススメです。
キャンセル可のプランですと少し高くなりますが、予定が不確定の場合はキャンセル可プランで予約しましょう。ただし裏ワザで、旅行に行くまで頻繁に値段チェックして自分が予約した時の料金より安い時に、一度キャンセルして予約を取りなおすこともできます。
これはキャンセル料がいつから発生するのかをしっかり調べておいてからやるようにしましょう。でないと二重にお金がかかってしまいます。
●番外編:予算2万円で国内旅行に行く方法
3万円の予算での旅行計画は前述した通りなのですが、2万円の予算であればどのあたりまでいけるのか紹介したいと思います。
まず予算2万円では近郊への旅行が精一杯かと思います。移動時間は片道1時間〜1時間半くらいの場所が目安になります。そのため日帰り旅行が予算的にはおススメです。
前述の予算3万の日帰り旅行の更に近場になるイメージです。
近場なんて旅行じゃない!と思った方!
意外と近場でも楽しめる方法はたくさんあります。
東京、神奈川近辺に住んでいる人限定になりますが、はとバスで観光客に混ざって一日東京観光、日帰りツアーをしたとしても新しい発見があって十分に楽しめます。
と言いつつ、
やっぱり遠方に行きたいです!
どこか遠くで非日常を味わいたい!
そんな方にはANAのギャラクシーフライトをおススメします。
東京周辺または沖縄に住んでいる方限定になってしまいますが、このギャラクシーフライト、夏休み限定で羽田〜沖縄間の深夜・早朝に運行している飛行機になります。
2018年は羽田22:55発で沖縄25:35着、沖縄3:35発で羽田5:55着の2便のみです。(便の時間はその年によって変更になる場合があります。)
そして料金は28日前までに予約すると片道1万円以下の設定があります。
沖縄への到着時間が25:35となっていますが2万円の予算では飛行機代のみでギリギリです。その場合、那覇空港からでている移動手段ゆいレールが朝6時から動き出すまで空港の椅子で仮眠をとるしかありません。
もし少しだけ予算に余裕があるのであれば空港近くのレイトチェックインができるビジネスホテル、またはカプセルホテルを探してみてください。素泊まりであれば比較的安く泊まることができます。
それ以外ですと24時間営業の食堂に行く、という選択肢もあります。但し移動手段はタクシーまたは徒歩になってしまいますのでご注意ください。
また沖縄からですと3:35に出発し、到着が5:55着になります。東京の交通機関は動き始めている時間ですのでそのまま東京周辺で遊び22:55発の飛行機で沖縄に帰れば丸一日遊べることになります。
このギャラクシーフライトは東京周辺、沖縄に住んでいる人に限定されますが夜、飛行機で飛び立ち、丸一日遊び、夜の便に乗って帰ってくる弾丸旅行ですが楽しめること間違いないです。
安く旅行するには、調べる時間が増えたり、いつもの旅行よりハードスケジュールになったりしますが、時間をかけて調べた分その土地に詳しくなりより旅行が楽しめるかと思います。
ぜひご自身にあった旅行プランを立ててみてください。